ご挨拶

法政大学法学部同窓会
会長:金子征史

 法政大学は、1890年に神田駿河台の地に夜間の法律学校「東京法学社」としてスタートしました。したがって、わが法学部は法政大学の中で創立以来の最も古い伝統を有していることになります。今日に至るまで、幾多の卒業生はあらゆる分野で活躍し、わが国の政財界における重要な役割を担う逸材も多数輩出しています。しかし、現在の大学を考えてみますと、少子化時代を迎えて大学は厳しい競争社会のなかに身を置き、いつまでも象牙の塔として安穏にしているわけにはいかない時代を迎えています。また国立大学の法人化は私立大学に対して一層厳しさを感じさせてきています。すでに学生定員を充たさない私立大学が数多く現れ、現に「倒産」した大学も出現しています。学生が集まらなくなれば大学経営ができなくなるのは必然です。このことは東京六大学のひとつである法政大学でも決して例外ではありません。
 こうした時代に、母校法政大学法学部がこれからも輝き続けることができるためには、卒業生として手をこまねいているわけにはいきません。アメリカの大学の例にみる様に、卒業生としては、大学に対して物心両面で可能なかぎり協力できる卒業生の組織化を図り、母校の更なる発展に尽力することが何よりも必要であると思います。
 法学部が大学のなかで最も伝統のある学部であるにもかかわらず、同窓会の発足は他学部に比べてかなり後発的でした。それでも法学部の伝統の重みから、かなり有力な卒業生の皆様が多く集いつつあります。しかし、卒業生全体から見ればまだまだ組織化は不十分です。新時代の法政大学法学部を充実した学部に押し上げ、すぐれた人材を生み続けることができるよう、全国の法学部卒業生の皆様のご協力が是非とも必要です。一人でも多くの皆様が法学部同窓会にご加入されますよう心からお願い申し上げます。

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